近年、大流行を迎えているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
あなたもTwitterやFacebookなどのSNSに登録したことがあるのではないでしょうか。
様々な人と簡単に国境を越えて繋がる事ができる、この無料サービスは急速に人気を集めました。
国や世代を超えて親しまれているSNSですから、あなたの周りにも利用者は多くのいらしゃることでしょう。
私も実際に利用して見てみましたが、晩ごはんの焼肉のことや、恋人とのラブストーリーなど、驚くほど、どうでもいい写真やつぶやきを山ほど書き連ねている人も少なくありません。
特に女性の方にはその傾向が多くの見られます。
毎日飽きることなく投稿し、膨大な情報を公開してまで、伝えたい事があるのでしょうか。
一体なにが彼女達をそこまでさせているのか
今回は、心理学の観点から解明していきます。
共感が欲しいから写真を撮る
写真家と言えば以前は男性が多かったですが、時代の流れと共に携帯電話やスマートフォンで画質の良い綺麗な写真が撮れるようになってきました。
すると、その手軽さも手伝ってか女性の間でも写真をとる人が増えてきました。
カメラのCMでも登場するように「カメラ女子」が流行になったりもしましたね。
男性と比べて女性は撮るのも撮られるのも好きです。
自分自身を始め、スイーツ、ペット、風景など、普段の生活で意識したものやかかわるものを何でもカメラに収めようとします。
その中で、自分で撮った写真をSNSなどを利用して次々に公開もいます。
こうした行動の理由の一つは、「自己開示」でしょう。
自己開示とは、自分に関することをありのままに伝える行為で、良好な人間関係を築くうえで重要な役割をもつとされています。
とくに女性は、友人、知人に積極的に自己開示を行う傾向があり、写真による自己開示は誰かと感情を分かち合いたいという気持ちの現れでしょう。
男性より共感を好む女性ならではの行動と言えるます。
幸せな写真で精神を安定させる
写真は思い出を振り返るのに適しているという性質があります。
不安感に弱い女性は写真を見て、安心感や幸福感を再体験することができるため、楽しかった写真をたくさんのカメラに納めているのかもしれません。
いわば写真は「心のお守り」のようなものでしょう。
また、自身の予言や期待に添う行動をとることで、実際に予言通りの結果が現れる「自己成就的予言」という現象があります。
引き寄せの法則がイメージとしては近いでしょう。
「これを持っていれば大丈夫」というコントロール幻想が、現実にも効果をもたらすため、女性は自分で撮ったお気に入りの写真を携帯に保存したり飾ったりするとも考えられます。
まとめ
写真を撮るのも見せるのも大好きな女性は以下の4つの理由が考えられます。
・自己開示したい
・共感が欲しい
・安心感が欲しい
・お守りに保存する
これらの特性を想定した上でうざったいなんて思わずに、楽しく付き合っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた