世界最速の男として知られる、ウサイン・ボルトがまさかの3位となった今回の世界陸上男子100m決勝。
ボルトを抑えて優勝を手にしたのは、アメリカのジャスティン・ガトリン選手(35)
気になるそれぞれのタイムと決勝の様子は?
2017年世界陸上決勝の動画
優勝候補であるウサイン・ボルト選手を抑え、見事な走りを見せたガトリン選手の競争の様子はこちら。
【速報動画】8/5ロンドン世界陸上 男子・100m決勝(-0.8)
優勝 ガトリン9.92
2コールマン9.94
3ボルト9.95 pic.twitter.com/782ZCQSL7r— 陸上ノート (@tandf_longjump) 2017年8月5日
レースは好スタートで飛び出したのは、アメリカのクリスチャン・コールマン選手。
他の選手が追いかける展開となりました。
スタートで出遅れたボルトは中盤から怒涛の追い上げをみせましたが、終盤のデッドヒートを勝ち抜き、先頭でゴールを駆け抜けたのは8レーンのガトリン選手となりました。
結果として、ボルトは世界陸上3連覇はならず、コールマンに及ばず、3位に終わっています。
レース後に日本のテレビ局のインタビューに応じたボルトは「言い訳はしたくない。全て出し切りたい思って走ったが、納得いく走りでなかった」とコメント。
今大会の400メートルリレーについては「出場する」と明言しました。
ボルトは引退試合となりますので、有終の美を飾れず本当に残念でしたね。
対するガトリン選手の弾丸ような走りには35歳という年齢を感じさせない見事なものでした。
優勝おめでとうございます!
2017世界陸上決勝のタイムは?
男子100m決勝の気になるタイムは以下の通りです。
9.92 ガトリン▼金メダル
9.94 コールマン▼銀メダル
9.95 ボルト▼銅メダル
※ボルトは初の銅メダル
引用元:タイム・世界陸上2017
タイムを見ると改めて試合の接戦ぶりが見て取れますね。
大胆に体を動かす競技ですが、0.01秒で勝敗の別れるシビアな世界でもあります、コールマン選手は今回の試合でわずかな差で優勝を逃しただけに、その悔しさを想像すると胸に込み上げるものがあります。
2017世界陸上決勝にネットの声は?
「ボルトに注目しすぎて、ガトリン追い上げてきたのがゴールした瞬間にあれっ!?ってなりましたね」
「しかしガトリンがボルトに勝ってブーイングが起こったってすごい民度だな。英国人なのかジャマイカからの応援なのかはわからないけど。日本人の民度も最近あれだなって思うけど世界の民度はもっと低かった」
「ジャスティン・ガトリン 選手世界陸上 100mで優勝。ウサイン・ボルトは3位。 しかし、ガトリンは2001年、2006年の2回もドーピング検査引っかかってて何してもブーイングしか来ないんだな。 このレース2位のコールマン選手が勝ってたらこうはならんかった。」
「なんだ世陸ガトリン優勝か。またドーピングで引っかかったら笑うよ。」
「ガトリンも年だしコールマンの時代が来そう」
「ボルト初銅メダルは草、今までが異常過ぎた」
「ガトリンおめでとう! ボルト本当にお疲れ様!」
やはりボルト選手の引退もありに注目が集まる中での、ガトリン選手金メダルは衝撃的なものだったようです。
ガトリン選手は実に12年ぶりの優勝となりましたが、35歳となると今後は体の衰えと戦うことにもなるでしょう。
そんななか、これからの男子100mで注目となるのはコールマン選手になりそうですね。