「青い鯨」ロシア発SNS自殺ゲームの内容や被害は?

ロシア発祥のSNS自殺ゲーム「青い鯨」をご存知でしょうか?

ロシアで多くの若者を自殺に誘導した恐ろしい洗脳ゲームです。

自殺に合理的な理由はなく、原因はソーシャルゲームによる心理誘導だというのです。

最近はインドでも広まってしまい「青い鯨」に熱中したとみられる少年が自殺する事件が相次いでいます。

どんな内容が少年少女を自殺させるのでしょうか?

実例と共に見ていきましょう。

インドでの被害

8月24日までにインドでの死者は少なくとも3人に達しました。

ゲームでは、何者かがインターネット交流サイト(SNS)で「指示」を出しているとされ、フェイスブックなどでは既に対策を要請されています。

「青い鯨」は何者かがSNSを通じて複数の指示を出し、参加者が実行した「証拠」の写真や映像をフェイスブックや写真共有サイト「インスタグラム」に投稿するゲームです。

ネット社会が便利だと思うのは私たちだけでなく、悪人や犯罪者も同じだということですね。

7月29日に西部ムンバイで14歳の少年がビルの6階から飛び降りたのが最初の死亡例と報じられました。

その後、約1カ月で南部ケララ州、ニューデリーで相次いで10代の少年が死亡しています。

いずれの事件も背後に「青い鯨」があるとみて捜査。

ニューデリーの高裁は今月17日、IT大手グーグルやフェイスブックなどに対し、「青い鯨」へのリンクを見つけ次第、削除するよう要請しました。

本当に恐ろしいゲームですが、それだけ作りこまれいるということなのでしょうか?

発信源であるロシアでは、さらに多くの若者が命を奪われています。

ロシアでの被害

出典 In Deep

2017年2月27日、イルクーツク市にて2人の女子生徒がウスチ・イリムスク工業団地にある14階建てのマンションの屋上から投身自殺を図ったことが報道されました。

亡くなったのはヴェロニカ・ヴォルコワ(16)とその友人ユリア・コンスタンティノーワ(15)と言われています。

まだ10代半ばの少女が自殺なんて悲しすぎます。

しかし現在、ロシアではこのような少年少女の自殺や自殺未遂が急増しているのが現実です。

その人数なんと、130人にも及ぶといいます。

分かっているだけなので、実際にはもっと多い可能性が高いでしょう。

少年少女の自殺は、このSNSゲームの管理者に操作されたものだと見られています。

この狂気のゲームはロシアを中心に伝染し、インドをはじめ世界中で自殺例が報告されています。

青い鯨の内容は?

参加者は50日間、毎日ゲームマスターから届く別々の指示をこなす必要があります。

「朝4時20分に起きる」「特定の音楽を聴く」といった当初の簡単な指示から、「腕にかみそりで文字を刻む」など次第にエスカレート。

50日目には「建物から飛び降りろ」との指示になるといいます。

SNSに熱中し、自らを誇示したい若者の心理を巧みに利用したもので、製作者の底なしの悪意が見て取れます。

ゲームマスターとは?

事件の主犯ともいえる『ゲームマスター』は何者なのでしょうか?。

ゲームマスター、つまりこのSNSゲーム『青い鯨』の運営者たちは、子どもの習慣や興味を熟知しており、子どもたちの好む言葉や方法を駆使して自殺を誘発します。

そのため、心理学に精通しているのではないかと考えられます。

少女たちには「太っている」、少年らには「(この世界での)負け犬」と囁き、「選ばれし者だけの世界がある」と洗脳を進めていきます。

少年少女を自殺へ導く、ゲームマスターの目的は一体何なのでしょうか?

事件の犯人として逮捕された人物は「犠牲者達は生物学的廃棄物であり、僕は社会を清めただけだ」とおのれの正義を語っています。

この発言から察するにトンデモ思想犯なのは間違いなさそうです。

この手の人物は私怨や私欲から社会に対して曲がった認識を持っているので、一般社会とは論理合いません。

彼はその才能を持って、身を挺して世直しをしたつもりでしょうが原理主義もいいところです。

その能力をもっと違う方向に向けられていたら、本当に面白いゲームが生まれていたかもしれないと思うと残念でなりませんね。

青い鯨にネットの声は?

自殺者が少年少女ばかりだということは、思春期で肥大した感情を抑えられない時期であり、視野が狭い場合が多いです。

そんな時に丁度「青い鯨」のようなゲームに出くわすと、いとも簡単に洗脳されてしまうのかもしれません。

大人になったらある程度視野も広がり、感情のコントロールもできるようになりますから、ファンタジーを信じて自殺はなかなかしないとは思いますが、「好奇心からプレイしてみよう」というの気持ちはこらえた方が賢明だと思います。

気持ちはわかりますが、大人は社会が仕掛けてくるもっと大きな洗脳と戦うわけですから忙しいですしね(笑)

このようなゲームにもしも子どもが行き会っても、正しい判断ができるように教えてあげるのも大人の役目ですので、暗い顔した少年少女に生きる楽しさを伝えられたら幸いです。

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コメント

  1. カルト宗教のマインドコントロールに似た手法を使っているのかも知れませんね。
    カルト宗教では、入信者に対し最初は簡単にできる課題をやらせ、徐々に難しい課題をやらせるらしいです。実行している人は「今まで頑張ったんだから、今回も頑張ろう」みたいな感じで、少しずつ深みにはまっていくそうな・・・。

    • なじむのページ より:

      心理的にも小さなイエスを踏ませ、その後にもイエスを積み重ねると、やがて大きなイエスを受けてしまうというトリックがありましたので
      恐らくその手の心操術が盛り込まれているのでしょうね。