でりしゃすの惣菜で食中毒O157感染問題で全店閉店!フレッシュコーポレーションの発表は?

9月20日、総菜店「でりしゃす」の商品を食べた客が相次いでO157に感染した問題で、「でりしゃす」の運営会社フレッシュコーポレーションは全ての店舗を閉店すると発表しました。

食中毒の原因は、バイキング形式をとっていたために発生した「トングからの感染説」などがありますが、はっきりとしないままの全店閉店となり、疑問が残ります。

製造現場には本当に問題はなかったのでしょうか?知られざる内部の事態に迫ります。

フレッシュコーポレーション惣菜店「でりしゃす」全店閉店

この問題を簡潔に振り返ると、埼玉県や群馬県の総菜店「でりしゃす」で購入したポテトサラダなどを食べた客22人がO157に感染し、このうち3歳の女の子1人が死亡したというものです。

新たに判明してきた店舗の実態は、群馬県前橋市の店では、包丁を使い回したり、期限が切れた消毒液を使ったりしていたことがわかっています

「でりしゃす」を運営するフレッシュコーポレーションは、「保健所の検査で重大な指摘はなかった」とした上で、食中毒問題の影響や、客の利用状況などをふまえて、19日の営業を最後に、17の店舗全てを閉店すると発表ました。

実際に多くの被害者が出ている店舗で買い物をするお客様はそもそも少ないでしょうし、運営を続けることはリスクが大きいと判断したのでしょう。

でりしゃすに勤務していた、パートを含めた従業員は、他のスーパーなどで雇用を続けるとしています。

食中毒を出した店舗で働き続けるのは、想像するに精神的な負担は大きいと思います。

フレッシュコーポレーションには衛生面の管理を徹底した上で、今回の事故原因をしっかりと究明してほしいですね。

O157の死亡例は?

9月13日、埼玉、群馬両県の総菜店「でりしゃす」系列店で購入したポテトサラダなどを食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、前橋市内の系列店で販売された総菜を食べた子供1人が死亡したことが13日、市への取材で分かりました。

子どもからはO157が検出され、一連の食中毒で死者が出たのは初めてのことです。

「何でもない日常の中で、ただポテトサラダを食べただけ」それだけで小さな女の子を失ってしまったご両親の気持ちを思うと、胸が締め付けられます。

ポテトサラダを提供した店舗は?

関係者によると、女の子が食べた総菜を販売したのは「でりしゃす六供店」です。

でりしゃすはこれまで、埼玉県熊谷市にある「籠原店」の利用客9人、「熊谷店」の利用客1人、群馬県では前橋市の「六供店」の利用客9人、伊勢崎市の「連取店」の利用客1人、合わせて20人からO157が検出されていました。

この数値は分かっている範囲なので実際の数値はさらに大きいとみられます。

でりしゃすのO157問題はさらに続き、13日、六供店の総菜を食べた東京都内の3歳の女の子が9月8日に死亡し、O157が検出されていたことがわかり、別に1人の感染もわかり、でりしゃす一連の問題でO157に感染した人は13日現在、4つの店舗で22人となりました。

こんなにも多くの被害を出してしまったでりしゃすですが、これまでポテトサラダを製造した群馬県高崎市の食品加工工場や各地の店舗が自治体の調査を受けても、残されていたサンプルや調理器具などからO157は検出されず、未だ混入経路は分かっていないとのことです。

怖すぎますね、いつどこでO157がポテトサラダに入ってしまったのか分からない限り、対策のしようがありません。

けれど問題は生じていて、解決へは向かっていないとなると、営業を続けるのは危険すぎます。

O157混入の原因を究明するまでは提供を取りやめるのが、これ以上被害者を出さないためには必要でしょう。

市は同日午後に記者会見し、詳細を発表するとしています。

O157とは?

O157(読み方:オーいちごなな)は、O抗原が157番の大腸菌です。

一般にO157は腸管出血性大腸菌と呼ばれています。

O157の感染原因は?

O157は主に、牛や羊などの家畜の腸の中にいます。

わずか100個ほどの菌でも発症するほど感染力が強いのが特徴で、人には、汚染された水や食べ物が口の中に入ることなどで感染します。

O157の症状は?

出典 www.ageomed.com

O157は1週間ほどの潜伏期間の後、激しい腹痛や発熱、それに、血便などの症状が出るのが特徴です。

通常は2週間ほどで回復するとされていますが、発症した人の7%ほどは症状が現れて2週間ほどの間に大腸菌が出すベロ毒素の影響で、脳症のほか、意識障害や腎不全などを引き起こす溶血性尿毒症症候群を発症するとされ、死亡例も報告されています。

O157の治療方法は?

O157感染症が怖いのは、O157が出す“ベロ毒素”が溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症を起こすところです。

これらは治療が難しい非常に危険な状態です。

しかし通常はO157に感染しても、知らないうちに治ってしまう人が多く、成人のほとんどは、特別な治療を行わなくても、5~10日間で症状はなくなります。

症状がなくなったあとも、O157は1~2週間腸の中に残り、便の中にも出てきますので(排菌)、消毒などの予防は続けて行うことで新たな感染を予防できます。

参考:知って得する病気の知識

でりしゃす全店を閉店にネットの声は?

飲食店は近年、深刻な人手不足や、人件費の増加に伴い様々な工夫や無理なコストダウンを強いられています。

ただ安さを追及するあまり、従業員の衛生意識の育成や、食品の安全性のチェックなど、細かな部分に時間とお金をかけられず、結果として食中毒を引き起こしては本末転倒です。

価格競争の激化するシビアな世界ですが、しっかりとルールを守った上で良い商品を提供していかなければなりません。

コストダウンにとりつかれずに、お客さんが安心して使えるクリーンなお店を広めてほしいと思います。

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