口コミによって、日本の食卓でじわじわと広がっている「アカモク」は、ここ最近テレビでも紹介されるようになってきました。
アカモクはその健康効果、ダイエット効果、花粉症予防効果などから、スーパー海藻の名を欲しいままにしています。
日本食との相性もよく、すぐに取りれやすいのも魅力の一つです。
そんなアカモクの健康効果や栄養素、購入方法などをまとめてみましたのでご紹介します。
「たけしの家庭の医学」で、内臓脂肪を減らす海藻「アカモク」=「ギバサ」が紹介されました!男鹿の庶民の味「ギバサ」 雄山閣の朝食にも、もちろん登場してますよー
こりゃー私も明日から毎日食べねば!!! pic.twitter.com/k7udO8f5WV— 秋田 男鹿温泉 元湯雄山閣 (@tayotsukichisa1) September 26, 2017
記事の目次
アカモク(ぎばさ)とは?
出典 【楽天市場】
話題になったのこそ最近の話ですが、アカモクは昔からの日本で食べられていた海藻の一種で、この度は他の海藻の追随を許さない栄養の豊富さから、スーパーフードとして注目度が高まっています。
栄養素の中には、現代人を悩ませる花粉症を改善したりダイエット効果が期待できる成分が多く含まれており、日夜苦しみから人々の救済に励んでおります。
味にはクセがなく、どのような料理にも合わせやすい手軽さも人気で、シャキシャキとした食感やネバネバとした食感など、さまざまな食感を楽しむことができます。
アカモクは昆布やワカメ、ひじきなどと同じ仲間の海藻で、北海道から日本の全土に分布していて、主に浅瀬が適した生息地となっています。
ちなみに朝鮮半島や中国、ベトナムにも分布しているそうです。
大きいものでは5メートル〜10メートルと陸地では想像もできないような巨大な草となり、一部の海域をジャングルへ変える力を持っています。
アカモクは湯がいたり細かく刻むと強い粘り気が出ますが、このネバネバは生殖器床によるものです。
冬から春にかけては、繁殖するために必要な雌雄の生殖器床が成長する時期となり、成熟した春の時期のアカモクは、特に強いネバネバ食感を楽しむことができます。
アカモクは1年生の海藻で、秋から冬にかけて成長し春に成熟した後、夏には枯れて海面を藻くずとして漂います。
アカモクの厄介者だった背景
日本海側の冬と野生動物は、よく荒れることで有名で、特に強風と荒波が悪さして海藻類が育ちにくい環境がうまれています。
そのため秋田、山形、新潟など、日本海側の東北地方では海藻類がなかなか取れないのですが、厳しい日本海の環境下でも生育できる、強い生命力を持つアカモクは、食用海藻として昔から珍重されてきました。
しかし、昆布やわかめなどの海藻類が豊富な太平洋側では、あろうことかアカモクは食用とせず厄介者扱い。
実際、養殖施設や刺し網に絡みついたり、漁船やフェリーのスクリューに絡みついたりと、邪魔な藻くずとされていて、肥料や飼料として使われる程度でした。
しかし!近年の健康志向ブームによりアカモクの豊富な栄養成分に注目が集まり、さまざまな健康効果や美容効果があることから「スーパー海藻」として見直されているのです。
そんなアカモクの効果や効能について見ていきましょう。
アカモク(ぎばさ)8つの効果や効能は?
出典 syufeel
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便秘の解消
お通じがよくなるのは、水溶性食物繊維である「アルギン酸」と「フコイダン」の
作用です。
水溶性食物繊維は水に溶けるとゲル状になって、腸内の汚れや糖分、塩分などを絡めとってくれます。
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腸内環境を整える
水溶性食物繊維は腸内にいらっしゃる善玉菌を増やすエサにもなるので、腸内の環境が整い、便秘を改善してくれるということです。
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骨を強くする
アカモクは「ビタミンK」(海藻のKではない)を多く含んでおり、骨づくりに欠かせない栄養素「カルシウム」が骨から逃げていくのを抑えて、丈夫な骨を維持してくれる期待が持てます。
さらに骨の材料となる「カルシウム」や「マグネシウム」をバランス良く含んでいるので骨粗しょう症予防には持って来いな食品なのです。 -
肌をキレイにする
アカモクは抗酸化力が他の海藻とくらべても異様に高いです。
出典 海藻の抗酸化機能の比較
抗酸化力が高いということは活性酸素を取り除くパワーが強いことになります。
活性酸素はシミ、しわ、たるみなどの肌老化の原因になりるので、抗酸化力が高いアカモクは食べるだけで、美しい肌づくりに一役買ってくれる、まさに「食べるアンチエイジング」ですね!
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ダイエット効果
アカモクは海藻類の中でも、色素成分である「フコキサンチン」が多く含まれています。この「フコキサンチン」には強い抗肥満作用があります。
簡単に言うと、脂肪を燃焼させる効果が強いということです。さらに便秘解消や整腸作用とのコンボが見事にキまり、結果として痩せやすい体になってしまいます。
冬に向けて脂肪を蓄えたい「クマ系女子」は絶対に摂取してはならない禁断の草です。
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糖尿病の予防や改善
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花粉症の改善
アカモクに含まれる「フコイダン」は花粉症を改善する効果があります。
フコイダンはめかぶなどの海藻のに含まれるヌメヌメしたやつで、整腸作用があります。腸は免疫力の元となる「免疫細胞」の7割を生成しているので、綺麗にすると免疫力が上がり、花粉の症状を抑えてくれます。
- 免疫力を上げる
他にもアカモクに含まれる「フコイダン」には「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」という免疫細胞を活性化する作用があります。SF映画にでも出てきそうな「NK細胞」ですが、効能としてはウイルス感染や体内に異常な細胞が発生したときに、最初に攻撃をしてくれる細胞です。
Tウイルスがもしも開発されてしまった時は、死に物狂いでアカモクを食べよう!
アカモク(ぎばさ)の通販
秋田や福岡などふだんから食べている地域でしたら簡単に手に入ると思いますが、他の地域ではどうなのでしょうか?
調べたところ、東京のスーパーには売っていない、とのことでしたが近所のスーパーにはありました(東京都です)。
販売されていたのはみじん切りのものでパックに入っていました。
売っていたのはたまたまかもしれませんが、今アカモクが注目されているので取り扱う店も増えているのかもしれません!
お店によってあったりなかったり、という感じなのでお出かけの際は、スーパーの海鮮コーナーや乾物コーナーをチェックしてみてください。
とは言え探し回るのも大変ですし、かなりの遠くまで買いに行かないと手に入らない人も多いと思います。
素晴らしい健康効果を期待できるアカモクの恩恵を、全国民に食べてもらえるよう、ネット通販サイトの「友松商店 周防大島産・乾燥アカモク20g(Amazon)」と
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食べたい時に食べるのが1番美味しいはずです!この機会にぜひご賞味あれ!