9月29日、新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は記者会見にて、希望の党からの出馬を望む民進党の立候補予定者の絞り込みについて「リベラル派を『大量虐殺』するのか」と問われた際に「(リベラル派が)排除されないということはない。排除する」と言い切っりました。
親の仇、エレン・イェーガーにとっての巨人のように嫌われているリベラル派ですがどのような人々のを指しての発言なのでしょうか?
早速調べていきます。
9月29日の記者会見の概要
小池都知事は「(リベラル派が)排除されないということはない。排除する」とした上で、小池氏は「安全保障、憲法観といった根幹部分で一致していることが、政党構成員としての必要最低限」と重ねて強調しました。
はたしてリベラル派は軒並みはじかれるのでしょうか?
小池都知事が代表を務める「希望の党」の細野豪志元環境相は28日、民進党から合流する衆院選候補者の公認について「三権の長を経験された方は、ご遠慮いただいた方がいい」と発言しました。
名指しこそしなかったが、菅直人、野田佳彦両元首相の合流を認めない方針を示しています。
「安全保障法制の白紙撤回を言い続ける人は考え方として厳しいと思う」とも語ったが、公認の最終的な権限については「小池代表の判断だ」と続けて話しました。
さらに、希望の党関係者は、既に候補者の選別作業を開始し、過去の発言などをもとに、「A」「B」「C」とランク付けまでしているとのことです。
9月30日にも1次公認が発表される見通しとなっています。
今後は民進前職の約1割が希望の党に受け入れられず、はじかれると思われますね。
こればかりは仕方のないことというか、1つの政党としてまとまったチームであるためには、政党内のカラーを揃えて政治を進めていくのが必然です。
特に希望の党のような新党が生き残るには絶対に外せない条件でしょう。
リベラル色の強い議員からは、『筋を曲げるくらいなら新党をつくった方がいい』という声が上がっています」(政界関係者)
これからの展開として、民進党は分裂し、別の新党が立ち上がる可能性があると思われてまいす。
リベラル派とは?
リベラルとは英語でいうところの自由の形容詞で「束縛されることのない自由」といった意味合いです。
リベラル派とは、自由主義、転じて、進歩的な政治思想を指す場合が多いです。
日本で言うと左寄りな政治志向で「社会主義」「共産主義」的で旧ソ連や中国を崇拝している人がおおいとされています。
民進党の8割近くが「リベラル派」と言われていて、中国寄りの政治志向を持っているとのことです。
希望の党とは?
東京都議会の地域政党「都民ファーストの会」(東京都知事・小池百合子の支持基盤)が国政進出する形で、小池に近い議員が中心となって2017年(平成29年)9月25日に結成されました。
遂行していく政策の概要は以下の通りです。
- 希望の政治
- しがらみのない政治
- 議員定数・議員報酬の縮減
- 行政改革・徹底した情報公開
- 真の地方分権の確立
- 希望の社会
- 女性政策など、ダイバーシティ政策の確立
- 多様な教育(奨学金、高度研究、生涯教育)
- 希望の経済
- 消費税対応、実感できる景気回復の実現
- ポストアベノミクスにかわる成長戦略 不動産の有効活用 AI 金融
- 希望を守る環境・エネルギー
- 原発ゼロとゼロエミッション社会への行程作成
- フードロス対策など
- 憲法改正
- 希望溢れる日本の礎
原発に反対する姿勢やポストアベノミクスにかわる成長戦略などを掲げて、自民党との差別化を図り、アンチ自民党層を狙うとともに、メディアへの露出を増やしてB層を獲得する動きも見られます。