女子高生が生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう教諭らから何度も指導され精神的な苦痛を受けるなど、納得できる理由もないまま強制的に生徒を従わせようとするブラック校則。
ネットでは被害者の声が多く上がっています。
ブラック校則とは一体何なのか?普通の校則との違いは何なのか?
事例をもとにまとめていきます。
記事の目次
ブラック校則とは?
「授業中に騒いではいけない」「廊下を走ってはいけない」など、他人の迷惑になる事を禁止したり、生徒の安全を目的とした校則は必要な校則とされています。
対してブラック校則は、合理性もなければ必要性の説明すらできない校則を指して使われます。
生徒の「なんでダメなの?」という質問に対して「それが校則だからです、ルールだからです、従いなさい。」といった論理的な説明のできないものが多い。
力の支配に対して従順になるように教え込む旧世代的な考え方の名残とも思われます。
ブラック校則8つの事例
1.黒髪強要
地毛が茶髪の生徒に対して黒く髪を染めるように強制する校則。
人権侵害、人種差別、パワハラなどの問題をはらんでいます。
2.ポニーテール禁止
女子生徒生徒に対してポニーテールを禁止する校則。
理由は男子の劣情を誘うからとしています。
3.ブラジャー禁止
女子中学生に対してブラジャーの着用を禁止する校則。
じん帯の損傷する危険性や、セクハラの問題が指摘されています。
4.日焼け止め禁止
登山などの校外学習の際でも日焼け止めの使用を禁止する校則。
実際にこの校則の被害に合った方は、皮膚科の診断書を提出しなければ使用が認められなかったと言います。
5.肌着の色の指定
学校指定の色の肌着しか着用してはならない。
服装検査で制服を男性教師の前でもめくって肌着を見せなければならず、色も白かベージュのキャミソールに限定されていて、Yシャツから肌着が透けるなどの被害がでています。
6.マフラーして登校禁止
マフラーして登校するの禁止する校則。
理由は「見た目がみっともないから」 見た目と健康、どっちが大事ですか?と問いたくなります。
実地されていた学校の元生徒によると、学校から離れてからみんなマフラーしてたのだそう。
7.シャープペンシル禁止
シャープペンシルの使用を禁止し、違反時には没収される校則。
鉛筆を取り替えたり削ったりする時間がなくなるし、授業のノートを取るスピードも早くなって、考える時間を増やせるが禁止なものは禁止。
8.恋愛禁止
生徒同士の恋愛を禁止する校則。
アイドルかよ、とツッコミたくなりますが、恋や愛を学ぶのはなぜか禁止。
ブラック校則にネットの声は?
ブラック校則って変態教師が欲情しないためかな?#ブラック校則
— tomosan (@tomosan0213) 2017年11月8日
今テレビでブラック校則アカンよねということで特集やってるけど、15の時に最初に通ってた全日制の高校で「男は全員坊主とか意味が分かんないんだけど理由を教えてください」と言ったら「理由なんかない決まりなんだから守れ」と言われ揉めに揉めた挙句そこを辞めた僕にようやく時代が追いついた感ある
— 辺川銀 (@penkawa_gin) 2017年11月8日
#ブラック校則 ってのあるけどさ。あれの女子生徒に課せられるのの大概の理由が『男子生徒の情欲を煽るため。』ってのじゃん?
その校則作った奴もなんの疑問も持たずに守らせてる奴も、常にムラムラしてんのな。理性を持てずに我慢できないのは人間じゃないからそっちを学校に入れず規制するべき。— 青井ネコ (@aoi5neco) 2017年11月8日
禁止する理由に「男子生徒の情欲を煽るため」とかいう文言がありますが、そんな情動もコントロールできない生徒を世に放つんじゃねえよって思います。
「禁止する理由が意味不明だけどルールだから従おう」なんて国民ばかりの国になっては思考停止につき後進国まっしぐらです。
軍隊教育のように右向け右の時代はとっくに終わりを迎えています。
今後は校則を作る場合、憲法や法律に違反していないか?を大前提に、必要性をしっかりと明記できるもののみを採用すべきですね。
コメント
小学校の頃は真冬でも半ズボンに短パンで
授業中は上着を着ることも許されませんでした。
これもブラック校則校則だと思います。