大手家具メーカーIKEAへの対抗か?新たにAmazonが家具のプライベートブランド「リベット(Rivet)」と「ストーン&ビーム(Stone & Beam)」2つを立ち上げました。
Amazonが市場を拡大していく様はまるで宇宙空間が広がっていくような凄みと怖さえ感じます。
ライバルがひしめく家具市場でAmazonはどのようなサービスを展開していくつもりなのか?
早速見ていきましょう。
Amazonの家具プライベートブランドを立ち上げ
アマゾンが新たに提案するの家具ブランドは2種類あります。
名前を「リベット(Rivet)」と「ストーン&ビーム(Stone & Beam)」と言い、両ブランドは、ソファや部屋にアクセントを加える家具・雑貨、椅子、ラグ、照明、装飾雑貨を取り扱っています。
価格帯は、リベットよりもストーン&ビームの方が全般的に高めの設定です。
オフィス向けの椅子などは既にAmazonBasicsブランドで販売されているが、アマゾンが家具ブランドを手掛けるのは、これが初めてのこととなります。
両ブランドは、30日以内の返品に応じており、リベットには1年保証が、ストーン&ビームには3年保証がつきます。
早速1つ顧客の心を掴む仕掛けが見えて参りましたね。
さらに、送料はいずれも無料で、装飾雑貨や組み立てが必要な家具などのより小さなアイテムは、通常のアマゾンのパッケージで配達されます。
ただし、カウチなどのより大きなアイテムは、配送日を指定し、受け取りの署名をする必要があるようです。
アマゾンの一部衣料品ブランドとは異なり、この2つのプライベートブランドの家具は、プライム会員でなくても購入できます、もちろん送料も無料と抜かりありません。
家具を購入する際、この送料がしばしば問題となります、世界で最も人気のある家具販売業者の1つ、イケアでは、送料が無料となることはまれで、最大50ドル(約5700円)を送料として請求しているのが現状です。
また、イケアの多くのアイテムはオンラインでは販売されておらず、顧客は実店舗へ足を運ばなければなりません。
対して、アマゾンの家具の多くは、頑丈な木材で作られていて、イケアのフラットパックのように購入者が自身で組み立てる必要もないのでユーザーによっては「もうAmazonでしか家具を買わない」と言い出してもおかしくないサービスのレベルです。
さすがアマゾン、戦略も自社の強みである物流とネット販売を見事に活かして差別化を測っています。
リベット(Rivet)の特徴は?
出典 Amazon(リベット)
「リベット(Rivet)」は、ミッドセンチュリーモダンにインスパイアされた、都会的で、比較的狭いスペースでも使える、スタイル性の高いブランドとされています。
新社会となり、一人暮らしを始める時にピッタリな家具ですね。
価格も抑えてあるので顧客のニーズをしっかりと捉えたブランドと言えます。
ストーン&ビーム(Stone & Beam)の特徴は?
出典 Amazon(ストーン&ビーム)
「ストーン&ビーム(Stone & Beam)」は、より「現代的な家族」向けの、快適さと耐久性を兼ね備えたブランドとされています。
家族を持つようになり、元気なお子さんがはしゃいでも安心な耐久性。
さらに、リビングルームは家族のリラックススペース、その空間を演出する快適かつオシャレなデザインが魅力的です。