11月29日北朝鮮ミサイル発射!日本の排他的経済水域(EEZ)に落下

11月29日3時18分頃、北朝鮮西岸から弾道ミサイルが発射されました。

日本国土へ落下し、着弾することはありませんでしたが、青森沖の排他的経済水域(EEZ)に落下し警戒が強まっています。

船舶などへの被害は出ていないのか?

ミサイル発射を受け、日本政府やアメリカのトランプ大統領、韓国軍の対応に動きがありました。

早速見ていきます。

11月29日北朝鮮ミサイル発射!

北朝鮮は29日午前3時17分ごろ、西部の平安南道(ピョンアンナムド)平城(ピョンソン)付近から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射しました。

ミサイル発射は韓国軍合同参謀本部が発表したもので、ミサイルは日本を飛び越えず、日本海に落下しとのこと。

ミサイルによる、船舶などへの被害は幸いなことに出ていません。

米韓両国がミサイルの詳細について分析を急いでいます。

北朝鮮ミサイル発射に日本政府の対応は?

小野寺防衛大臣は、29日午前5時ごろ防衛省で記者団に対し、「きょう午前3時18分ごろ、北朝鮮西岸より1発の弾道ミサイルが日本海に向けて発射され、およそ4000キロを大きく超える高度に達し、53分程度、およそ1000キロ飛しょうしたのち、午前4時11分ごろ、青森県西方およそ250キロの日本海のわが国のEEZ=排他的経済水域内に落下したと推定される」と述べました。

政府は発射を受け、菅義偉官房長官、河野太郎外相、小野寺氏が首相官邸で情報収集に当たっっています。

そのうえで、小野寺大臣は「高度が4000キロをはるかに超えるということなので通常より高い高度に打ち上げるロフテッド軌道』で発射されたと思われる。飛しょうの高さを考えれば、ICBM=大陸間弾道ミサイル級だと判断できる」と話していました。

また、小野寺大臣は、記者団が「飛しょう体は3つ確認されているのか」と質問したのに対し、「多弾頭の可能性もあるので、しっかり分析していきたいが、今のところ1発と判断している」と述べました。

北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、中距離弾道ミサイル「火星(ファソン)12」(射程4500~5千キロ)が日本を越えて太平洋上に落下した9月15日以来と2ヶ月半ぶりの発射実験です。

国際社会は、米軍が11月に原子力空母3隻を朝鮮半島近海に派遣するなど、北朝鮮の挑発を強く警戒しており、朝鮮半島情勢が更に緊張するのは避けられない状況です。

菅義偉官房長官は午前4時ごろ、緊急の記者会見を開き「度重なる挑発行為を断じて容認することできず、北朝鮮に厳重に抗議した」と強い姿勢を示しています。

「拉致、核、ミサイルといった諸懸案を解決することなしに北朝鮮に明るい未来はない。北朝鮮に政策の変更を強く求めた」と語りました。

安倍晋三首相は菅、河野、小野寺の3氏と麻生太郎副総理兼財務相を交えた国家安全保障会議(NSC)を開催する方針で、政府は具体的に情報収集を急ぎます。

北朝鮮ミサイル発射にアメリカや韓国軍の対応は?

韓国軍は29日午前3時23分ごろ、北朝鮮による弾道ミサイル発射に対抗したミサイル発射訓練を実施した。文在寅(ムンジェイン)大統領は同日午前6時に国家安全保障会議(NSC)を招集しました。

韓国軍によれば、ミサイルの最高高度は約4500キロ、飛行距離は約960キロ。

飛距離を縮めるために高角度で打ち上げるロフテッド軌道を取ったとみられます。

高度や飛距離からみて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を使用した可能性が高いとのことです。

北朝鮮は9月末、平壌近郊の兵器工場からICBM「火星14」(射程約1万3千キロ)の改良型とみられる機体を搬出しています。

日米韓は、北朝鮮内で27日から、弾道ミサイル発射の際に観測される電子信号が発信されている事実を確認し、警戒していました。

これに対し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は9月21日付の声明で「史上最高の超強硬対応措置を取る」と表明。李容浩(リヨンホ)外相が「太平洋上での水爆実験」を示唆していました。

アメリカのトランプ大統領の反応は?

アメリカのトランプ政権の反応について、ワシントンから情報がありました。
アメリカのトランプ大統領は北朝鮮によるミサイル発射について「この状況にわれわれは対処していく。非常に深刻な事態だととらえている」と述べ、北朝鮮に対する圧力を最大化するというアメリカの方針を継続していく考えを強調しました。

トランプ大統領は、北朝鮮によるミサイル発射を受けて28日、ホワイトハウスで記者団に対し「この状況にわれわれは対処していく」と話しています。

そのうえで今回のミサイルの発射によって北朝鮮への対応が変わるかどうか記者団から問われたのに対し、「われわれの対応は何も変わらない。非常に深刻な事態だととらえている」と述べ、北朝鮮に対する圧力を最大化するというアメリカの方針を維持していく考えを強調しました。

またその場に同席したマティス国防長官は「北朝鮮はICBM=大陸間弾道ミサイルを発射し、北朝鮮がこれまでに撃ったどのミサイルよりも高く飛んだ。北朝鮮によるミサイル開発は世界や地域の平和とアメリカを危険にさらす」と述べ、非難しました。

つい先週にトランプ政権は、北朝鮮をテロ支援国家に再指定したばかりです。

今回のミサイル実験を受けて北朝鮮に対する圧力を強めるため、引き続き各国に協力を呼びかけるものとみられます。

今後はさらに北朝鮮への圧力は強まることとなるのは間違いなさそうですね。

引き続き、警戒をしつつ、続報を待ちましょう。

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