「2577円」
この数字は日本のビジネスマンが睡眠1時間に対して支払えるという金額です。
この背景には日本のビジネスマンの約8割が睡眠不足という調査結果があり、多くの人が睡眠に関する悩みを抱えていることが伺えます
あなたはきっと、仕事以外にも趣味やこどもとの時間や、健康的な生活習慣を求めてこの記事を読んでいるのではないでしょうか。
そこで今回は、睡眠の脳科学の視点から
・短時間でも快活の「睡眠時短術」
・1分間でもOK 「超速仮眠術」
についてご紹介します。
ハーバード大学も注目「4時間半熟睡法」
人間がパフォーマンスを維持できる、最も無駄ない睡眠時間は
一週間のうち、月曜日~金曜日を4時間半で乗り切ります。
土曜日か日曜日のどちらかで「7時間半」の睡眠をとって、体を回復させます。
土曜日か日曜日のどちらかでパフォーマンスに支障のないよう「6時間」の睡眠にするとされています。
まず、知っていただきたいのは、毎日6時間の睡眠をとっていれば、眠気もなくパフォーマンスは落ちないということです。
これは1973年に、ジョンソンらの研究で明らかになったもので
「作業能率を低下させないまま、無理なく睡眠を短縮出来るのは6時間である」
という実験データがでました。
仮に一定時間の睡眠時間を確保するのであれば、最低でも6時間は必要ということです。
しかし、毎日6時間眠っていては、とても短時間睡眠とは言えません。
そこで開発されたのが上記にある、毎日の睡眠時間に変化をつけて、トータルの睡眠時間を節約する方法なのです。
脳機能を利用した「ひらめき仮眠」のススメ
人間の脳は視覚を遮断しなければ休息をとることができません。
目が開いている状態では、見えているものがどうでもいい情報であれ、自動的に分析をしてしまうからです。
反対に、目を閉じるだけで脳はそれまでにため込んだ情報を分解し、整理する作業をしてくれます。
この性質を利用して、例えばお昼休みの1分~5分でも目を閉じると、自動的に脳が情報処理を行いますので、結果として新しいひらめきを生み出すことができるのです。
~これからの時代を生き抜くために~
現在の日本では労働人口が毎年減少しており
国勢調査によると15~64歳の生産年齢人口は
2013年に7901万人と32年ぶりに8000万人を下回り
今後の予想では
2060年には4418万人まで大幅に減少することが見込まれています。
そこへ少子高齢化も重なり、労働者は労働時間を増やすか大幅な生産性向上を要求されることとなります。
「睡眠の科学」 はそんな時代を生き抜くために、必ずあなたの役に立つことでしょう。
私も一人の日本人として、本文があなたの生活の役に立てたのなら幸いです。
また生活を豊かにする情報や科学を探しに行きます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。またお会いしましょう。
それでは。