【動画】焦げた室内 英(イギリス)ロンドンの高層住宅火災の被害 死亡者数79人と推定、警察発表。

6月19日新たに情報が入ってきました。

英ロンドン(London)西部の24階建て高層住宅で14日未明に発生した大規模火災で、ロンドン警視庁(Scotland Yard)は6月19日、死亡したと推定される人の数が計79人となったと明らかにしました。

燃えた建物の様子は?

西部の高層住宅「グレンフェル・タワー(Grenfell Tower)」で発生した大規模火災で、ロンドン警視庁(Metropolitan Police、Scotland Yard)は6月18日、「筆舌に尽くしがたい」建物内部の惨状を伝える映像と画像を公開しました。

火災後の映像

廃虚と化したタワー内部は、黒焦げになったがれきが床に散乱し、配管がむき出しになっていることが確認できます。

映像の中には、壁が完全に焼け落ち、浴槽や流し台が映るまで住宅だったとは分からない部屋もありました。

ほとんどのものが焼け焦げてしまい一面灰色の染まってしまっています。

この様子からも相当高い温度で焼け続けたことが伺えますね。

ロンドン警視庁のコメント

ロンドン警視庁のスチュアート・カンディ(Stuart Cundy)氏は報道陣に対して、「今朝までのところ、残念ながら亡くなった、もしくは行方不明となり、死亡したと推定せざるを得ない人々が79人いる」と語りました。

日に日に死者や行方不明者が増えていくのは調査が進んでいる証拠でもありますが、受け入れがたい事実が一つまた一つと増えていっているのも確かです。

身元が特定できた遺体

また、カンディ氏はこれまで警察により公式に身元が特定できた遺体は5人のみだと明らかにしました。

それと同時に、損傷の状況によっては身元の特定ができない遺体もあるかもしれないと述べました。

遺族の方の苦しみが募る中、せめて遺骨だけでも回収すべく更なる調査も急がれます。

内部の捜索完了には

内部の捜索完了にはこれからまだ数週間かかるとのことです。

一刻も早い調査の完了を祈ると共に、調査チームが燃えて弱っている建物で二次被害を被ることのないよう慎重に調査を進めて欲しいと思います。

地域住民の声は?

ロンドン市長のサディク・カーン(Sadiq Khan)は現場近くの教会で行われた追悼礼拝に出席しました。

その際に地元住民から当局の火災対応に対し「貧しいコミュニティーだから不当に待遇されている」などの不満の声が上がっていることを認め、今回の火災は「防げた事故だった。政治家や自治体、政府がミスを犯したり(問題への)対応を放置してきたりした結果だ」と語りました。

事前に打っておける対策についてもかなり多くの指摘が上がっており、人災であると判断する人もいるほど今回の事故は管理面のずさんさが浮き彫りになりました。

6月16日には西部の高級地区で、火災の犠牲者のための抗議デモを行っていた数十人が、地元役所内に突入する騒ぎが起こるほど、人々の怒りは沸騰しています。

デモ隊は、当局が犠牲者らの窮状を無視していたと非難しました。

「私たちは正義を求める!」「恥を知れ!」「人殺し!」などと叫び、ケンジントン&チェルシー王立区(Royal Borough of Kensington and Chelsea)の役所のロビーで警備員ともみ合いとなることもあったようです。

その他にも歌手で人権活動家としても知られるリリー・アレン(Lily Allen)など著名人を含む数百人が抗議に集まっていました。

出火原因、被害状況、責任問題、デモ行動など様々な問題が出てきています、今回の火災騒動が収束する日はまだまだ遠くなりそうです。

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