ハンドスピナー2つの危険性をアメリカが指摘、子供の事故に注意を。

中国の「爪楊枝ボウガン」という爪楊枝を飛ばすボウガン型おもちゃで眼球を射撃するなど事故例が報道されるなか、アメリカで流行したおもちゃ「ハンドスピナー」の危険性を6月21日アメリカの消費者監視団体が警告しました。

あなたの子どもは危険なおもちゃで遊んでいませんか?

もしも、誤った遊び方をしたり、粗悪なおもちゃで遊んでしまった場合、予想もしなかった事故に巻き込まれるかもしれませんよ。

ハンドスピナーとは?

手でつまんで回すだけの簡単でシンプルなおもちゃですが、憑りつかれたように何時間も回し続けるほどハマってしまう人もいる現代の魔道具です。

どれがどの位回り続けるかに関しては今回の議題とさほど関係はないのですが、ハンドスピナーの概要はお分かり頂けたと思います。

「いやいや、中国のボウガンはともかくとしてクルクル回るだけのおもちゃにどんな危険性があるんだ?」と感じるますか?私もそう思います。

とは言えこちらのハンドスピナーはなんと「この夏注意すべき10個の危険」でワースト10入りを果たしているのです。

どんな危険性があるの?

米国の子どもたちの半数が持つとされる大流行中の玩具「フィジェットスピナー」(ハンドスピナー)ですが、ハンドスピナーには潜在的な危険があるとして、米消費者監視団体が6月21日に警告を出しました。

ハンドスピナー2つの危険性

1つ目は、ハンドスピナーの危険性として「生徒の集中を妨げる」と言われています。

こちらは自己責任のようにも思えますが、既に多くの学校で持ち込みが禁止されています。

2つ目「ハンドスピナーはバラバラに壊れ、小さな部品が窒息の原因になる可能性がある」と警告しました。

子どもにとって危険な玩具を警告する「非営利団体W.A.T.C.H.」によると、テキサス州やオレゴン州では最近、子どもがフィジェットスピナーの部品をのどに詰まらせ病院に搬送される事故が相次いでおり、そのうち1件は手術が必要だったといいます。

出典 http://www.hazardlab.jp/contents/post_info/2/0/3/20363/spinner.png

既にドイツの税関は安全性への懸念から、この回転玩具39トンを押収し、廃棄処分しました。

その他、危険と取り上げられたおもちゃ達

他にも危険なおもちゃとして、以下のものがあげられています。

フィジェットスピナーの危険性の他に、ホバーボードのリチウム電池が発火する可能性。

スーパーヒーロー映画に登場する武器を模したプラスチック玩具が原因の鈍器外傷。

キックボード(非電動)で走行中に衝突や転倒で怪我をする危険性などが指摘されている。

「人気のある玩具は安全だという、誤った安心感を持たないように」とW.A.T.C.H.のジョーン・シフ代表は警鐘を鳴らしました。

W.A.T.C.H.に対して玩具メーカーの反論は?

玩具メーカーと小売り業者の業界団体The Toy Associationで安全基準担当バイスプレジデントを務めるジョーン・ローレンス氏は、「W.A.T.C.H.は全ての側面を説明せずに、親を不必要に怖がらせている」と反論しました。

ジョーン・ローレンス氏によれば、「玩具の安全性は連邦法に基づき厳しく規制されている」といいます。

The Toy Associationは玩具の安全基準の策定に参加しています。

なお、“Toy Safety Mom(玩具の安全を守るママ)”とも呼ばれるローレンス氏によれば、ホバーボードと非電動キックボードは連邦規制の定義では玩具とはみなされていないといいます。

メーカーがどんなに安全第一で玩具を作っても利用者によって凶器に変えられてしまうこともあります。

玩具メーカーの安全への努力と利用者の注意、どちらも欠けてはいけませんね。

おもちゃを買う時の注意点

The Toy Associationは今年5月、ハンドスピナーの購入を検討中の保護者に向けて、ある独自のガイドラインを発表しました。

そのガイドラインによると「商品パッケージに記載されている対象年齢を守ること」「信頼できる小売り業者からしか購入しないこと」「部品のゆるみをこまめにチェックすること」などを奨励していました。

代表のローレンス氏は「購入前に商品をチェックし、対象年齢が明記されていないものは買わないことだ」と語っています。

おもちゃは子どもの創造力を豊かにし知性を発達させるものとして開発されました。

もちろんその玩具が子どもの命を脅かすなどあってはなりません。

だからと言って何でもかんでも危険だからと、おもちゃを奪ってしまうのも考えるものです。

公園の遊具が無くなっていくことに安心を覚える保護者もいれば、「外のどこで遊べというんだ」と不満を覚える保護者がいるのもまた事実。

賛否の分かれるお話だとは思いますが、あなたはどっち派ですか?

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