7月3日から開始された引きこもり歓喜のサービス「プチローソン」
新しいコンビニの形に様々な企業から問い合わせが入っているといいます。
その「プチローソン」とは一体どんなサービスなのでしょうか?
プチローソンの概要
ローソンの公式が発表した音声の無い動画ではあまりにもわかりずらいので、補足を加えていきます。
以上がプチローソンのPR動画です。
電車の広告かなにかの映像なのかな?と思う仕上がりで、全てを把握するには物足りないでしょう。
具体的な説明を付け加えると、オフィス内で菓子やカップ麺などをセルフ販売する設置型オフィス内コンビニ「プチローソン」を発表しました。
手持ちの交通系電子マネーでワンタッチ決済するセルフレジだから、改札を通るくらい簡単にお買い物が出来るよ!みんなのオフィスにもいかが?といったところです。
これから暑くなる季節、お昼休みにうだるような炎天下のなか、コンビニまで行くのも億劫になってしまうというあなたに打って付のサービスです。
プチローソンの品揃え
実店舗ほどの品揃えは期待できませんが(むしろあったらスペースが・・・)プチローソンはなにを販売してくれるのでしょうか?
基本的には、オフィスでの軽食需要を見込んだ「お菓子BOX(標準)」を設置します。
約50品目を並べられる棚をオフィス内に置いてお菓子やカップラーメンなどを販売するそうです。
昨年5月から都内6企業で、現金決済方式で実験したところ、想定を超える需要があったとのこと。
出典 http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1305592_2504.html
こちらはオプション扱いとなるが小型冷蔵庫、冷凍庫、簡易コーヒーマシンの設置も可能であり、もしも仮にコーヒーマシンなども実装したらオフィスにいながらでも、ちょっとしたカフェも楽しめそうです。
プチローソンの決済方法
今回のプチローソンでは、セルフレジを採用しており、現金での支払が一切できません。
商品を購入するときは現金の代わりに、Suica(※1)やPASMO(※2)などの交通系電子マネーを使うことで購入できます。
もしも自分のオフィスにもプチローソンが導入されたら、チャージを多めにしておくか、自動でチャージしてくれる機能を使い始めるなどの対策も考えておいた方が良さそうですね。
(※1)「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
(※2)「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。
プチローソン今後の展望は?
まず手始めにプチローソンは、都内限定でサービスを開始します。
7月末で約100ヶ所の導入を予定しており、将来的にはフランチャイズ加盟店からの配送を検討しているそうです。
2017年度末で1,000ヶ所の展開を計画していて、今後もローソンは、「最新の技術を取り入れた様々なサービスを提供していく」と意気込みをみせました。
プチローソンがうまくいけば、ゆくゆくは規模を広げて全国にサービスを展開するかもしれませんね。
その他にも、最新の技術を導入した、バーコードによる金額読み取りを介さない、全商品に極薄型のタグを取りつけることによる完全無人型コンビニエンスストアの導入の検討を進めているそう。
こちらは2025年がメドという先の長い目標ですが、お目にかかれるのが楽しみです。
プチローソンにネットの声は?
「いいなぁ。うちのオフィスにも欲しい」
「マンションの管理人室やコンシェルジュにもミニショップがあった方が物件の利便性や魅力が上がるはず。」
「現金も可にすると、払わない奴が絶対いるよね・・・無断持ち出しは警告ブザーがなるとか対策はないのかな?」
「野菜の無人販売が成り立つ日本ならではのサービスなのでは。少なからずオフィス周辺の店舗の売り上げに影響を及ぼすのでは。」
「自販機設置費用考えるとこの形態になるのだろうね、万引きの損失が大きければこのオフィスから即撤退するだけだろうしね」
あったら便利なのは間違いなさそうですが、やはり万引きを心配する声が聞かれますね。
オフィス以外にも需要が見込めるのではないか?という意見もありましたが、決済システムの都合を考慮した上で需要がある場所ならばとても良いと思います。
こうして世の中が少しずつ便利になっていくのを目の当たりにすると、なんだかワクワクしてきますね。
以上、設置型オフィス内コンビニ「プチローソン」のお話をでした。